院長ブログ

未分類

2026.03.13

江戸川区葛西エリアでのノミ・マダニ・フィラリア予防はいつから?東京でも通年予防が必要な理由

犬や猫を飼っていると必ず耳にする
「ノミ・マダニ・フィラリア予防」

多くの飼い主さんは

  • 「春からでいいですよね?」
  • 「冬は必要ないですよね?」
  • 「室内犬だから大丈夫ですよね?」

と質問されます。

しかし結論から言うと、東京都内でも通年予防が推奨されます。

特に最近は

  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
  • マダニ媒介感染症
  • ノミアレルギー性皮膚炎

など、人にも関わる感染症が問題になっています。

この記事では、獣医師の視点から

  • ノミ
  • マダニ
  • フィラリア

それぞれの予防の重要性と、東京でも通年予防が必要な理由を詳しく解説します。


ノミ・マダニ・フィラリアとは?

まずはそれぞれの寄生虫の特徴を簡単に解説します。

ノミ

ノミは犬猫の皮膚に寄生する小さな昆虫です。

主な問題は

  • 強いかゆみ
  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • 瓜実条虫感染
  • 貧血(子犬・子猫)

などです。

特にノミアレルギー性皮膚炎は非常に多く、
たった1匹のノミでも激しい皮膚炎を起こします。

さらに恐ろしいのは繁殖力です。

1匹のノミは

1日に20〜50個の卵を産みます。

つまり

家の中がノミだらけになる可能性があります。

参考
https://www.cdc.gov/fleas/index.html


マダニ

マダニは吸血する寄生虫で、感染症を媒介することが最大の問題です。

犬猫で問題になる感染症

  • バベシア症
  • ヘモプラズマ
  • アナプラズマ

そして最近特に問題になっているのが

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

です。


SFTSとは?(人にも感染する危険な病気)

※産経ニュースの記事より抜粋

SFTSはマダニが媒介するウイルス感染症です。

主な症状

  • 高熱
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 血小板減少
  • 臓器不全

致死率は

10〜30%

と非常に高い感染症です。

参考
国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts.html

さらに問題なのは

犬猫 → 人に感染する可能性

があることです。

実際に

  • 猫から感染
  • 動物病院スタッフが感染

した例も報告されています。

つまり

ペットのマダニ予防は飼い主さん自身を守ることにも繋がります。


フィラリア(犬糸状虫)

フィラリアは蚊が媒介する寄生虫です。

蚊に刺されることで

心臓や肺動脈に寄生します。

症状

  • 呼吸困難
  • 運動 intolerance
  • 心不全

重症になると

命に関わる病気です。

参考
アメリカ心臓糸状虫学会
https://www.heartwormsociety.org


東京でも予防が必要な理由

「都会だから大丈夫」

と思われる方も多いですが、実際は違います。

理由は3つあります。


① 東京でもマダニは普通にいる

マダニは山だけではなく

  • 公園
  • 河川敷
  • 草むら
  • ドッグラン

に普通にいます。

実際に

  • 江戸川河川敷
  • 都立公園

でもマダニは確認されています。


② 温暖化で寄生虫の活動期間が長くなっている

以前は

予防:5〜11月

と言われていました。

しかし現在は

冬でもノミ・マダニが確認されます。

東京はヒートアイランドの影響もあり

冬でも寄生虫が生き残ります。


③ 室内犬でも感染する

多くの飼い主さんが

「うちは室内犬だから大丈夫」

と言われます。

しかし

  • 散歩
  • ベランダ
  • 飼い主の靴

などから寄生虫が家に入ることがあります。


④温暖化で蚊の活動期間が延びるという研究

蚊の活動は温度依存です。
ヒトスジシマカ(東京で最も多い蚊)は

約25〜30℃で活動が最も活発

とされています。 

そのため気温が上昇すると

  • 活動開始が早まる
  • 活動終了が遅くなる

という現象が起こります。

実際に

「温暖化に伴い蚊の活動期間が延びるという調査結果が多数ある」

と報告されています。 


なぜ通年予防が推奨されるのか

現在多くの獣医師が

通年予防

を推奨しています。

理由

  • 投薬忘れを防ぐ
  • ノミ繁殖を完全に止める
  • マダニ感染症予防
  • SFTSリスク低減

特に

1回でも投薬が抜けると

そこから寄生が始まる可能性があります。

そのため

毎月継続的に投与することが重要です。


予防薬の種類

現在は様々な予防薬があります。

主なタイプ

食べるタイプ(チュアブル)

  • ネクスガード
  • クレデリオ
  • シンパリカ
  • クレデリオプラス

メリット

  • 投与が簡単
  • 効果が高い
  • シャンプーの影響なし

スポットタイプ(滴下)

  • フロントライン
  • レボリューション

メリット

  • 食べない犬でも使用可能

フィラリアとノミマダニを同時予防できる薬

最近は

オールインワンタイプ

が主流になっています。

代表例

  • ネクスガードスペクトラ
  • クレデリオプラス
  • シンパリカトリオ

メリット

  • 投薬が1回で済む
  • 忘れにくい
  • 予防率が高い

予防はいつから始めるべき?

東京では

一年中予防

を推奨しています。

特に

  • 子犬
  • 散歩する犬
  • ドッグランに行く犬

では非常に重要です。


まとめ

ノミ・マダニ・フィラリア予防は

ペットだけでなく人を守る医療です。

特に最近は

  • SFTS
  • マダニ感染症
  • ノミアレルギー

などの問題が増えています。

東京でも

  • 公園
  • 河川敷
  • ドッグラン

には寄生虫が存在します。

そのため

通年予防

が最も安全な方法です。


葛西・西葛西で予防を検討されている方へ

葛西中央どうぶつクリニックでは

  • ノミ
  • マダニ
  • フィラリア

通年予防プログラムをご提案しています。

生活環境や体重に合わせて

最適な予防薬を選択します。

春のキャンペーン実施中で、通常より、お買い求め安くなっています

気になる方はお気軽にご相談ください。


参考リンク

国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts.html

CDC Flea Information
https://www.cdc.gov/fleas

American Heartworm Society
https://www.heartwormsociety.org


ご予約はこちら